TOCFL流利級にギリギリ合格した話
2020年11月にTOCFL BandCを受けました。
画面に出てきたのは、聽力:NOPASS、 閱讀:流利級。
前回はコンピューターCBTを受けて高階級合格。(聽力:高階級、閱讀:流利級)
今回も前回と同じ結果だと落ち込み、次また受けるか悩んでいたら、先日流利級合格証が届きました。
なにかの間違いかと思ったけど、
聽力と閱讀あわせたら、流利級合格だったみたいです。
そしたら、試験終了時の画面に受かったよって表示してくれたらよかったのに!
なんかもう落ちたと思っていたから、喜べない…
でもまぁ、今後受ける方の参考になればとやったこと書いてみます。
流利級以上のTOCFL対策書いてる人なかなかいないですよね?
まぁ、それだけマイナーな試験なんでしょうが…
まず私のスペック
・師範大で當代中文課程4冊目まで学習済み
・駐在妻。おうち大好き。台湾人との交流なし(買い物で最低限の話をするくらい)
・中検二級取得(2019)
・しゃべれないけど語学学習は好き。英語、ドイツ語、スペイン語習ったことあり。
対策
まず、TOCFLサイトの模擬試験受けて自分のレベル確認をすることをおすすめします。
模擬試験は聽力閱讀どちらも50問ずつだったと思います。
本試験と同じく時間がかかるので、時間があるときやりましょう。
そこで、聽力か閱讀どちらか流利級が取れないと、流利級合格はできないと思います。
(私みたいに合計点で合格が狙えないので…)
○閱讀に関して
・師範大4冊目までの文法を復習
・中検二級の対策
で、流利級までいけます。
日本人で漢字を知ってるからそれが有利と思います。
○聽力に関して
実はあと一点で聽力も流利級合格でした。
でも、実際のところはほとんど聞き取れておらず、運が良かっただけと言えます…
やったこと
①中検二級のリスニング対策
→効果△
やらないよりはやったほうがいいかもしれないけれど、これをやったから点数に結びついた感覚はないです。TOCFL流利級のリスニングに比べると、中検二級のリスニングはすごく簡単。
②TOCFLの模擬試験集
→効果◎
オンライン上の模擬試験では、分からない問題は何言ってるのか分からないまま終わるけれど、これはスクリプトがあるので内容を確認できます。
まず問題を聞いて、答えを選んで、スクリプトを見て内容や知らない単語を確認して、また聞くというのを繰り返しました。
③當代中文課程第六冊
→効果○
難しい内容のリスニング練習、新しい単語の学習ができます。
☆できるなら絶対やった方がいいと思うこと
④台湾人同士の会話を聞く、会話に参加
→効果◎◎
流利級のリスニングを聞いていると、こんな言い方するんだと思うことがしばしば。
教科書上の中国語だと出てこない喋り方が多く出てきます。
台湾人同士の会話を聞いて、会話に加われれば最高の対策になると思います。
ひきこもり(私です)にはできない!
ここは台湾なので外に出れば台湾人だらけなのですが、歩いている人を捕まえて会話ってなかなかできず。
管理人さんたちの会話は意識して聞くこともありますが台語入るんですよね… 難しい。
カフェで隣の人の会話を盗み聞きすればいいのかしら。